クラブ入会1年余りで、100マイルレース1発完走を決めた佐藤聡貴さんのレースレポートです！
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【OSJ KOUMI100 2024備忘録】
人生初100マイルレースの一つKOUMI100に参戦してきました！
「20代のうちに100マイルレースに参戦、完走したいと」とクラブに加入した際に決めて今回参戦しました。
レース自体は、自分が聞いていた「雨のKOUMI」「どろんKOUMI」とは正反対の綺麗に晴れたKOUMI
【1、2周目】
スタートして、晴れな事もあり全体的にペースが早めでほんとに100マイルレースなんだよな？と思うくらい早め。（ロード、林道と走れる区間が2/3と多めなので）一緒に並走した起史さんとレースの話などあれこれ話しながら抑えめに刻んでいく。
山岳区間のニュウでは、サーフェスも乾いておりほぼ滑るところもなく、いつも通り淡々と登っていく。
ニュウはもののけ姫のあの森みたいでなんだか楽しかった。
自分が予想していた記録（一周5時間半）より早めに着き貯金ができたので嬉しくもあり、不安な夜間走が残っていると自分へ喝を入れ冷静に。
【3、4周目】
最大の不安である、深夜帯の走りについては途中単独走になり、眠気はないが真っ暗の中走るのは新鮮だった。
メンタルも上々で楽しさが上回っていた。
でも4周目、本沢エイド前の最初の林道で急転直下する。
いくら進んでも終わらない林道に加え、眠気とだるさが一気に来てしまい一気にペースダウンする。加えて下を見ながら歩いてると落ち葉が人の顔に見える幻覚も出てきて「これが幻覚か〜」と思いながら堪えながら進む。
だいぶペース落ちたなと思いながら進んでいたら、起史さんと奇跡の再会！
ここからまた並走し、眠気の対処法、走りのコツ（テントゥエンティは効果絶大！）とあれこれ話していたらいつの間にか眠気は消え、またペースが上がる。
ニュウの登りは宇津峰連、大名倉練のおかげもありズンズン登る事ができた。下りも淡々と冷静に対処。
ニュウを登っている最中に夜が明けてきたけどその時の少しだけ見えた景色がとても良かった。ニュウの登り途中で戸田さんと会えた事が大きかった。
【5周目】
4周目から帰って来て、疲労はあったが「関門OUT以外では絶対DNFしない」と決めていたので、5周目の準備にすぐに移る。その時大名倉100で初めてお会いし、KOUMIでリレーに参加していた雲藤さんとお話し、アドバイスをいただいたおかげで冷静になれた。
不安要素だった夜を克服し、今までの振り返りの様にロード、林道、山岳区間と対処していき、最後のロードに入った時、足がボロボロだから歩いてでもゴールできるけど、それは勿体ないなと思い、全走りした。（ログ見たら残り2キロはキロ5分30秒）
結果は無事完走！
時間は32時間22分
初100、初KOUMIで33時間切れたのは嬉しかったです。
初100マイル完走は決して1人では達成はできなかったと思っています。共走してくれた起史さんや運転から宿をアテンドしてくれた戸田さん（戸田さん自身総合7位！）
練習に付き合っていただいたクラブ員の皆様
自分自身本当に恵まれているなと思います。
今回のKOUMIを経て、上手くいった、いかなかった点と出て来たので、また一つ一つ消化していければなと思います。
そしてクラブ員の皆様、これからもアドバイスや稽古をお願いいたします！お世話になります。
長文失礼しました。
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