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結果レポート 一覧

トレイルランニング講習会
「第2回講習会「真夏のスカイトレイルは最高」in吾妻山」結果レポート

開催期日 平成24年8月12日(日)

福島市の朝は高曇り、市内から吾妻山、安達太良山は見えません。
天気予報では昼から降雨確率50%。前回の雨中での講習会の様子を思い出します。
でも、集合場所の浄土平は結構な天気。青空も見え、絶好のトレイルラン日和!

申込みは18名で2名が欠席、参加者は16名です。
8時に開講、オリエンテーションと簡単な講義のあと、眞舩講師による入念なウォームアップストレッチ(これが結構ききます。)


その後にグループ分け。速い組は眞舩講師、ゆっくり組は穴澤代表が講師。

まずは一切経山を目指して浄土平をスタート。
今回のテーマは「真夏のスカイトレイルは最高!」。
サウナ状態の下界(街なか)では想像できないような、森林限界を越えた山上の稜線の快適トレイルランの楽しさを味わいましょう、というのが趣旨。
今回の会場となる一切経山の上部と吾妻小富士は、スカイトレイルの雰囲気を味わうにはもってこいのフィールドです。


前回は雨が強くて実技講習が難しかったのですが今回はグッドコンディション、両グループとも途中技術講習を行いながらのランニング。


なかなかこのような機会がないので、参加者からは「とても参考になった。」と好評でした。

眞舩グループは五色沼まで降りて家形山まで足を延ばします。
それを山頂から眺める穴澤グループのみなさん。
五色沼をはさんでお互い大声で「ヤッホーーーー」。こだまは帰るよ~、へいへいほう。

一切経山から五色沼方面への下りはザレた路面の急斜面。とても滑ります。
ここでは体の使い方次第で安全・確実に下れることの練習です。


一切経山頂からの下りは最高に快適なルート。スピードにのって風をきって走ります。
まさにスカイトレイル、この醍醐味は一回味わうと病みつきになりますね。

浄土平に戻り、ここで小休止。準備したコーラとお菓子を補給。
そして次は両グループ一緒に吾妻小富士へ。
さすがにお盆休暇期間に入っているので観光客が多いですね。
でもお鉢を周回している人はさほど多くはないので、走るのには問題ありません。


すれ違う方にあいさつすると、みなさん笑顔であいさつを返してくれます。中には激励も!
1周目は講習しながら軽く走りました。
途中、両講師の下りの走り方をみんなで観察。
下半身を柔らかく使って衝撃を吸収しているので、上体が安定し、ハイスピードでも頭の位置が動きません。


2周目は、眞舩講師から「各自テーマを持って走ること。」との宿題が。
皆さん、どのようなテーマで走ったんでしょう???

浄土平に下りてきたあとは、車座になって意見交換。

 

最初に講師からの講評とアドバイス
・上り、下り共に足を蹴ろうとしないで置く感じ。
・3つの“さか”=上り坂、下り坂、まさかの意識。天候の変化に気を付け、備えを充分に。
・歩幅は狭く、ステップを踏むように。
・下りはバランスが大事。下半身を柔軟に使い、目の高さを一定にして上下動を少なく。
など。

次に参加者からお一人ずつ、目標や今日の感想などお話しをいただきました。
やはりレースを目標にしている方が多かったですね。
感想としては、
・講習会では登りが勉強になった。
・技術を学べて良かった。
・講師の走りを見て学ぶことが多かった。
などなど。

最後まで天気もよくて、充実した講習会となりました。
今回の参加者の平均年齢は39.6歳でした。
皆さんお疲れさまでした。

今回の講習会の写真は、写真共有サイト でご覧になれます。

また、講習会の動画は、YouTubeでどうぞ。
(1)一切経山(眞舩講師グループ)
http://youtu.be/EeqRbXE0YSc

(2)一切経山(穴澤講師グループ)
http://youtu.be/j-g1pTSRdBI

(3)吾妻小富士
http://youtu.be/rCPy76CrIqk