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「トレイルランニング安全講習会」 結果レポート

開催期日 6月15日(日)

平成26年6月15日(日)に、トレイルランニング安全講習会(読図・山岳気象・テーピング)を開催いたしました。
トレイルランニングは大自然のフィールドを使用しますので、いつも危険と隣り合わせ。なので、安全、安心にトレランを楽しむためには事前の準備がとても大事になります。
「えっ!?準備って???」
装備品はもちろんですが、山で必要な知識の習得も同じくらい重要ですね。


講習会は、前半は福島県山岳連盟 石城山岳会 秋葉信夫講師から、コンパスを使った読図と山の気象について講義いただきました。


講習会には定員の30名を超える申し込みをいただきましたが、皆さん熱心に受講されていて意識の高さを感じました。実際に役に立つとてもいい内容だったのではと思います。

後半は、福島県国体選手団の帯同トレーナーでもありますおにざわ接骨院 鬼澤武則院長に、万が一怪我をした際の応急処置として、足首を中心にテーピング用テープの巻き方の実技講習を行い、その後にケガ予防のためのストレッチ講習を行いました。



鬼澤先生は、公益財団法人福島県体育協会の指導者派遣事業による講師派遣という形でご協力いただいたものです。
県体育協会へ翌日お礼のため訪問したところ、講習会に同行された担当者から「いやあ皆さん実に一生懸命受講されていましたね。年間数十回講師派遣をしていますが、ほかの講習会よりも集中して受講されている印象を受けました。」とのコメントをいただきました。ついでに「皆さんいい脚をしてましたね」とも(笑)


終了後に参加者アンケートを書いていただきました。結果がまとまりましたので、いただいた感想の一部をご紹介します。

  • 読図・コンパスは初めてだったので、とても興味が湧いた。
  • コンパスは持っていたが、なかなか実用に至らずにいた。今後は活用したい。
  • 基礎的なことが解っていなかったので、今後は反復して使えるようにする。
  • 自分ではなかなか学びが得られず燻っている中での講習会で、感謝している。
  • すぐに実践的に活用したい。
  • 登山にも興味があるので、今後の参考にしたい。
  • 大変勉強になった。教わったこと、頂いた資料を使って復習し、身につけたい。
  • ランニングの知識はあったが、トレイルラン未経験なので読図は参考になった。
  • いかに自分が無知だったか恥ずかしく思います。
  • 資料の文字が見えにくい。コンパス・読図は独学では難しいので、受講して良かった。
  • 本で読むのと、実際見るのとでは全て違い、大変勉強になった。
  • 本では理解できないことが、講習に参加することで理解できた。開催ありがとう。
  • 和やかな雰囲気で楽しく行えた。山の好きな方に悪い人はいません。
  • コンパス使用法・テーピングは登山でもトレイルランでも使えそうなのでとても勉強になった。
  • 丁寧な講習で、復習、新たな知識を得ることができた。
  • 年1回の定期講習会をお願いしたい。
  • 貴重な話しを伺うことができ満足している。読図はすぐにでも始める。
  • 今まで知らなかった山の知識を沢山知ることができた。
  • 講習で学んだケガ予防ストレッチを行い、ランを楽しみたい。

総じていい評価をいただき、スタッフも満足してます。
また、スタッフ全員も講師のお話を伺い、とても勉強になりました。それなりに知っているつもりでも実は知識が中途半端だったり・・・(^_^;)
そして安全に対する意識も一層高めることができたと感じています。
遭難や事故を予防するのは全て自分自身、まずはセルフレスキューが基本。どんなにランのレベルが高くてもケガや事故は起きる可能性はあります。自己過信せずにしっかりとした装備、余裕ある行動計画と事前のリサーチが重要ですね。

本事業は、福島県山岳連盟と(公財)福島県体育協会のご協力のもと開催したものですが、当会の事業は両団体から名義後援をいただいて実施しています。これからも連携させていただいて、ニューアウトドアスポーツであるトレイルランニングの健全な普及に向けて活動を続けていきたいと考えています。

皆さん、これからも安全に楽しくトレイルランを楽しんでいきましょう!